高額療養費の計算がわからない患者さんへ。負担額がわかる簡単ページ。

高額療養費計算できない医療費健康保険3割負担還付金試算払戻1

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3割負担の医療費に、高額療養費を使ったら、いくらになるのか?どれくらい戻ってくるのか?高額療養費の限度額を求めるために、区分ごとの計算式があります。

ですが、「高額療養費の計算がよくわからない。総医療費や1%が面倒・・・。結局、自己負担額がいくらになるのか知りたい。」という患者さん、ご家族の方は多いのではないでしょうか。

なので今回は、特に難しい計算をしなくても、高額療養費の計算をしてくれるページをご紹介します。

3割負担の医療費と、高額療養費の区分、この2つで、パッとすぐに還付される金額がわかります。限度額適用認定証を使ったときに、病院窓口で支払う金額も簡単にだせます。

どこに3割負担の医療費を入力するのか、高額療養費の区分はどれを選んだらいいのか、どこを押したら還付金が表示されるのか、わかりやすくご説明します。

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計算が苦手な患者さんもできる。簡単3ステップで高額療養費の限度額がわかります。

区分 限度額の計算式
252,600円+(総医療費-842,000円)×1%
167,400円+(総医療費-558,000円)×1%
80,100円+(総医療費-267,000円)×1%
57,600円
35,400円

高額療養費は、区分アから区分オまで、5つの区分に分かれています。そして、区分アから区分ウまでは、自己負担額や健康保険負担分は、計算をする必要がでてきます。

一般課税世帯の「区分ウ」だった場合、『80,100円+(総医療費-267,000円)×1%』の計算式を使って、高額療養費の金額を出していきます。

  • 総医療費を当てはめる。
  • カッコの中から計算する。
  • 掛け算から計算する。
  • 最後に足し算をする。

計算が苦手な患者さんやご家族の方にとっては、まず総医療費を当てはめる段階で難しく感じてしまいます。更に、掛け算と同時にパーセントがでてくると、余計にわからなくなり、自分で計算をやってみても答えが正しいのか、不安になりますよね。

そこで、高額療養費の計算できない。計算が苦手な患者さん、ご家族の方へ。

  • 「医療費がどのくらい戻ってくるのか?」
  • 「高額療養費を使えば、3割負担からいくら程になるのか?」

3ステップで高額療養費の計算をしてくれるページをご紹介します。

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高額療養費の自動計算シミュレーションができるページの使い方。

高額療養費計算できない医療費健康保険3割負担還付金試算払戻1

出典元:全国健康保険協会

自動で高額療養費の計算をしてくれるページは、全国健康保険協会の「高額療養費簡易試算」というページです。

高額療養費 簡易計算は、わかりやすくいうと、「大体の高額療養費を計算するページ」ですね。

ではまずは、下記のリンクをクリックして、「高額療養費簡易計算」ページを開きます。

→高額療養費を自動計算してくれるページはこちら

 

高額療養費計算できない医療費健康保険3割負担還付金試算払戻2

出典元:全国健康保険協会

  1. 3割負担の医療費を入力する。
  2. 高額療養費の区分を選択する。
  3. 「試算する」ボタンを押す。

高額療養費の金額を計算するために、やることは、たったの3つです。

入力内容や注意点は、以下で詳しくご説明します。

 

高額療養費計算できない医療費健康保険3割負担還付金試算払戻3

出典元:全国健康保険協会

「試算する」を押すと、ボタン下に、高額療養費の計算結果が表示されます。

「高額療養費の試算結果は・・・、高額療養費見込額」のところです。

 

ステップ1:病院で支払った3割負担の医療費を記入する。

まずは、「1カ月の自己負担額の合計」の下、四角い枠内に、『病院で支払った3割負担の金額』を入力します。

「窓口で支払った「医療費」の自己負担額の合計を入力してください。」と、書かれています。これは、「健康保険を適用させた3割負担の医療費」のことです。窓口で支払った金額、全てではありません。

高額療養費は、健康保険を使った3割負担分が対象です。入院中の食事代や病衣(寝巻)代、テレビ、冷蔵庫代は含まれません。

  • 「3割負担の金額がわからない。」
  • 「食事代や自費分も含めた合計の医療費ならわかるんだけど・・・。」

という場合は、病院の会計窓口で支払った医療費合計をそのまま入力しても良いです。その代わり、「高額療養費の金額が少し多めで計算される」と思ってください。

 

ステップ2:高額療養費の区分にチェックをつける。区分アから区分オまでの所得一覧。

高額療養費健康保険医療費区分所得社保世帯主国保世帯1

高額療養費の区分は、区分アから区分オまで、5つあります。この区分は、所得(収入)によって、決まります。

  • 社会保険(社保)に加入されている患者さんは、「世帯主の月収」
  • 国民健康保険(国保)に加入されている患者さんは、「世帯の年収」

です。

社保の「世帯主の月収」は、会社で働いている方のお給料が、1か月あたりいくらもらっているか?です。

国保の「世帯の年収」は、父、母、子供、1つの国民健康保険に加入しているご家族で、1年間にいくらもらっているか?です。年収がわからない場合は、1か月の収入に×12をすると、1年間の所得がわかります。

高額療養費の区分が決まる所得については、こちらの記事でもっと詳しく解説しています。月収や年収、収入、所得、どのように考えたらいいか、わからない方は参考になります。社保、国保別に書いていますので、一度ご確認ください。

→高額療養費の区分が決まる所得。社保は世帯主の月収、国保は世帯の年収。はこちら

 

また、お手元に診療月の限度額適用認定証がある場合は、限度額適用認定証に載っている区分のことです。

高額療養費の区分がわからないときは、市役所、職場に確認ください。

高額療養費簡易計算のページは、全国健康保険協会(社会保険)が作っています。国保と社保では、区分が違うだけで、高額療養費の計算式や計算方法は同じなので、ご安心ください。

 

ステップ3:「試算する」ボタンをクリックする。高額療養費で安くなる金額がわかります。

3割負担の医療費を入力して、高額療養費の区分を選択したら、あとは「試算する」のボタンを押すだけです。

「高額療養費の試算結果は・・・、高額療養費見込額」に表示された金額が、高額療養費で健康保険が負担してくれる医療費です。

医療費が3割負担で100,000円だったとき、還付申請したら返金されるお金が「19,237円」ということです。

限度額適用認定証を使った場合は、100,000円(3割負担の医療費)から、19,237円(「試算する」で表示された金額)を引けば、病院で支払う医療費が「80,763円」とわかります。

100,000円-19,237円=80,763円、です。

高額療養費簡易計算ページでわかることは、「患者さんの負担する医療費がいくら安くなるのか?」です。※患者さんが病院の会計窓口で支払う金額ではありませんので、ご注意ください。

 

「入力された金額では試算できません。」と表示されたら、高額療養費の対象外です。

高額療養費計算できない医療費健康保険3割負担還付金試算払戻4

出典元:全国健康保険協会

もし、『高額療養費見込額「入力された金額では試算でき」円』と表示されたら、高額療養費の対象外です。

「入力された金額では試算でき(ません。)」は、「入力された金額では試算できません。」。ませんが、表示されていないだけです。

高額療養費は、各区分ごとに、「最低でもここまでは、3割負担で患者さんがお支払いください。」という限度額があります。区分ウの場合、その限度額が「80,100円」です。

つまり、1か月の医療費がこの区分の限度額を超えない時は、高額療養費制度を使えないことになります。

 

  • 区分アは、252,600円
  • 区分イは、167,400円
  • 区分ウは、80,100円
  • 区分エは、57,600円
  • 区分オは、35,400円

3割負担で100,000円の医療費だった場合、区分ウの患者さんは、19,237円と表示されます。ですが、区分アやイの患者さんは、入力された金額では試算できません。が表示されます。

3割負担で80,000円の医療費だった場合、区分ウの患者さんは、入力された金額では試算できません。が表示されます。しかし、区分エでは22,400円、区分オでは44,600円と表示されます。

高額療養費見込額に、「入力された金額では試算できません。」とでてきたら、限度額適用認定証も、還付申請も、手続きをすることは何もないですよ。ということです。

 

「高額療養費の計算がわからない。やってみたけど、この計算で正しいのか、不安・・・。」という患者さん、ご家族の方へ。

『入院費が50万円だったとき』、『外来費が20万円だったとき』、高額療養費を手続きしたらいくらになるのか?簡単に計算できるので、ぜひ高額療養費の簡易計算ページを使用してみてください。

→高額療養費を自動計算してくれるページはこちら

 

高額療養費の回数や計算方法については別の記事でご説明しています。こちらにありますので、参考になれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

専門学校で3年間、医療事務の勉強。医療事務や診療情報管理士の資格を取得しました。就職先も、大きな総合病院から小さなクリニックまで、4か所で医療事務の仕事をしてきました。健康保険や高額療養費、入院費、外来費、DPCの計算、医療費は難しい。なので現在は、専門学校で勉強してきたことと、元医療事務の経験を元に、困ってる患者さんへブログで医療費の情報を発信しています。