病院の入院費は1日平均いくら?高額療養費・限度額適用認定証は必要?

「入院の費用を平均したら1日あたり何円くらいになる?」、「高額療養費は何日入院したら申請するの?」という方にお答えします。

病室のベッドで寝てるだけで1日4773円。高額療養費制度を使えば1日2670円になります。

今回は「病院の入院費用を平均したら1日いくらなのか?」計算しました。限度額適用認定証の申請をするタイミングもご紹介します。

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病院の入院費平均。病室のベッド代だけで1日4,773円!?

病気や怪我で病院に入院することになったら医療費は高いし料金が気になるものです。そこで、「1日平均いくらなのか?」計算してみました。

一般病棟で7対1の入院基本料の場合、「1日1,591点」です。看護師ひとりで7人の患者さんを受け持つ、ということです。10対1(1,332点)、13対1(1,121点)、15対1(960点)と全4段階になります。

学校の教室を思い浮かべていただけたらわかりやすいです。「先生ひとりで15人の生徒に教える」より、「先生ひとりで7人の生徒に教える」方が生徒個人に沿った授業や教育ができますね。

看護師もひとりで看る患者さんが少ない方と、患者さんひとりひとりのケアが行き届きます。なので、入院基本料金の中でも一番高い金額になっています。

1日1,591点×3割負担=患者さんの支払う金額「4,773円」です。約5,000円ですね。

入院基本料は病室のベッド代で、検査や治療を何もしてない状態です。4人部屋なら6人部屋より広いので、療養環境加算という料金がプラスされます。スマホなどでいうオプションのようなものです。

1日25点×3割負担=患者さん負担額「75円」です。

お薬を飲んだり、点滴したり、検査をして治療をすると、4,773円に追加されて増えていきます。大体10,000円~20,000円になることが予測できます。

ちなみに、生命保険文化センターがした「生活保障に関する調査」(平成25年度)では、1日あたりの自己負担費用は21,000円、という結果が出ています。

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高額療養費を使って入院医療費を2,670円に抑えられます。

社会保険や国民健康保険の種類に関係なく、健康保険には高額療養費制度があります。一定上限額を超えた高額分を健康保険がする制度です。書類による申請が必要ですが、高額療養費制度を活用すれば入院費用を安くできます。

一般課税世帯の患者さんが、上記の「一般病棟の7対1入院基本料」に1か月入院したとします。

高額療養費の課税世帯は5段階中「区分ウ」で、限度額は80,100円になります。80,101円以上の超えた分は1%が上乗せされます。なので、80,100円を30日で割ると1日あたりがわかります。

課税「区分ウ」の80,100円÷30日=患者さんの自己負担額「1日2,670円」です。3割負担したときに支払う、1日4,773円の約半額ですね。

 

高額療養費の「限度額適用認定証」はいつ申請すればいいのか?

「長期入院なら限度額適用認定証の手続きをした方がいいですよ。」、「手術するなら高額療養費の申請をしておきましょう。」と病院の事務で言われたとしても、ピンをこないという患者さんはよくいます。ですが、そのまま入院して金額を見てから決めようとしても、月末に申請して病院の提出期限に間に合わなかったり、手遅れになることがあります。

  • 長期入院は半月以上の入院。
  • 手術入院は全身麻酔や脊椎麻酔(半身麻酔)など麻酔を使う場合。

長期や手術で入院で、高額療養費の申請をする目安として捉えていただきたいです。

長期入院は、3割負担で1日4,773円。17日目で81,141円になります。検査や処置などの費用を含めたら、もっと短期間で80,100円を超えます。入院期間が2週間くらいで限度額適用認定証の申請するタイミングでしょう。1日、月初めに入院して、2週間後に申請しても月末までに届きますので大丈夫です。

手術入院は麻酔を使うか使わないかがポイントになります。手術自体の料金は内容によってバラバラです。傷口を縫ったなど、簡単な手術だと470点(3割負担で1,410円)、麻酔を使っても部分的で少額なので、高額療養費は必要ありませんが、難しい内容だと手術だけで80,100円を超えてしまいます。

心臓や脳血管、がんの手術は10,000点(3割負担で30,000円)を超えるものが多いです。胃がんの全摘出手術は69,840点(3割負担で209,520円!)です。

手術代のほかに全身麻酔を使うと2時間6,100点(18,300円)、超えたら2時間ごとに600点(1,800点)が追加されていきます。4時間後は20,100円、6時間後は21,900円、8時間後は23,700円です。

脊椎麻酔、半身麻酔は2時間で850点(2,550円)、過ぎたら30分ごとに128点(384点)になります。

全身麻酔などの麻酔を使う場合は、手術費用も高く、麻酔代もかかります。1週間程度の入院でも80,100円以上の高額になることが予想されますので、麻酔を使って手術をするときは、限度額適用認定証の申請をしておくと100万円、200万円などの入院費にならないで済みます。

「手術、長期などもわからず「入院」という事実があるけども高額になるのかわからない。」、「入院医療費がいくらになるのか不安。」という方は高額療養費の手続きをしておきましょう。限度額適用認定証に年会費や発行手数料はありません。証書を持っていると病院に出すだけで終了します。

期限ギリギリに焦って申請するよりも、事前に落ち着いて準備することをおすすめします。

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