病院に行かなくてよい。ネットを使って自宅で診察「オンライン診療料」開始。

平成30年の診療報酬改正で、4月1日からネットでの診察「オンライン診療料」が健康保険に適用されることになりました。

スマホやパソコンなど、インターネットを通して、病院受診するものです。自宅や勤務先など、どこでも可能ですし、通院時間、診察や会計の待ち時間、時間の短縮にもなります。

病院に行かずに自宅で診察できる「オンライン診療料」について、料金や条件、使用方法、アプリなど調べてきました。以下で詳しくお届けします。

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スマホで病院受診。4月からネットの診察代が健康保険に適用されます。

出典元:厚生労働省

今年4月1日より、インターネットを繋いだ通信機器で診察する「オンライン診療料」が始まります。オンライン診療料は、パソコンやスマホ(スマートフォン)を使って、病院受診したときの料金です。

通常、病気や怪我で医師に診察してもらう場合は、病院に行かなければ診てもらえませんでした。往診や在宅医療という治療もありますが、あまり主流ではなく、まず「病院へ行く」と考えますよね。

ですが、オンライン診療料は、自宅や職場などどこでも診察できます。インターネットが繋がれば受診できるので、場所を選びません。

受付から診察までの待ち時間、診察から会計までの待ち時間、病院を往復する通院時間など、「時間短縮できる」ことが大きなメリット。また体調が悪くてダルイときも、ギリギリまで自宅で横になって休めるところも、良いところですね。

スマホで診察したあとは、会計はクレジットカードから引き落とされ、お薬は2~3日後に郵送されます。5分~10分くらいの医師と診察時間を確保するだけで良いので、とても便利なものです。

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オンライン診療の料金は1か月70点。初診後6か月後など条件があります。

スマホなどを使ってネットで診察する「オンライン診療料」は、1か月70点です。初診料や再診料のように1回ではありません。

このネットでの診察は、新患・初診の患者さんはできません。オンライン診療料として健康保険を適用させるためには、まず初診から6か月間、同じ医師と対面診療をします。その後、医師からスマホなどネットでの診察許可がでれば、患者さんが同意した上で、治療プランを作成します。

またオンライン診療料は3か月に1回しか計算できないので、毎月診察が必要なら、2回病院に行って(対面診療)、1回スマホで診察(オンライン診療料)という周期になります。毎月スマホで診察できたとしても、健康保険は3か月に1回なので、2回分は10割負担の自費、ということです。

そして、この診察は、対面診療も、オンライン診療も、すべて同じ医師でなければならないことも条件のひとつになっています。医師が患者さんを間違ったり、医師と患者さんの信頼関係という点では、同じ医師で対面診療を6か月した後でオンライン診療の意味もわかります。

毎週、毎月同じ医師がくるとは限らない。担当医師の診察日に合わせて予約しなければならない。つまりは、大学病院などから出張できている医師や、派遣された医師だと難しいですね。

 

特定疾患、てんかん、難病、治りにくい病気が対象。かぜ、インフルエンザは対象外。

そしてオンライン診療料は、誰でもどんな病気でも良いわけではありません。

  • 特定疾患療養管理料
  • 小児科療養指導料
  • てんかん指導料
  • 難病外来指導管理料
  • 糖尿病透析予防指導管理料
  • 地域包括診療料
  • 認知症地域包括診療料
  • 生活習慣病管理料
  • 在宅時医学総合管理料
  • 精神科在宅患者支援管理料

病院に受診したとき、この料金を治療費として計算されている患者さんが、オンライン診療をできます。

つまり、特定疾患やてんかん、難病などの「慢性的な病気、治りにくい病気」のことで、定期的に通院しなければならない患者さんが対象です。

寝たきりで動けない患者さん、病院嫌いなお子さんの受診、認知症や精神疾患で通院が難しい方は、3か月に一度でも自宅で診察を受けれるようになります。

 

私個人的にはオンライン診療開始と聞いて、風邪やインフルエンザ、なんでもスマホで診察できるものだと思っていまいた。熱がでて体がダルイとき、車を運転したり、外出しなくてもよい。風邪かインフルかわからない、もし風邪でもインフルエンザをもらいに行くことになるかもしれない。

「自宅で診察できれば体が楽だなぁ」、とオンライン診療に感激していたんですけど、残念ながら、風邪などは対象外です。

せめて再診なら良いなどだったら、「熱は下がったけど咳がひどい。のどが痛い。」、「くしゃみ、鼻水だけ止まらない。」など特定の薬を処方してもらえたら嬉しかったです。風邪の治りかけに受診して、インフルエンザなど新しい菌をもらわなくて済む、予防の一環ではないでしょうか。

今回はまだ始まったばかりなので、様子をみて今後、オンライン診療できる病気の範囲が広がったらいいなぁ、と思います。

 

ネットで診察するには「クリニクス」など病院指定アプリを使用。

ネットで病院受診するためには、スマホアプリなどを使って診察します。

調べてみたところ、CLINICS(クリニクス)や、ポケットドクターというアプリが既に配信されています。それぞれ提携医療機関がありますので、受診している病院がどのアプリを使用して、オンライン診療を行っているのか?確認する必要があります。

クリニクスでは、アプリのダウンロードは無料ですが、診察料と予約料がかかります。この予約料も、540円だったり、0円だったりと、病院によって異なります。

また、ED(勃起不全)やAGA(薄毛)治療など、元々健康保険対象外の病気は、初診でもオンライン診療できます。北海道にいながらも、東京や福岡、全国どこの病院でも受診できるなら、治療の幅、治療の選択肢が広がりますね。

全体的にクリニックや診療所が多く、大学病院や大病院などはあまり見かけません。術後の処置、傷口の経過を診せることを考えたら、大きい病院は難しいのかもしれないです。

最寄りの病院を探すときに、オンライン診療できる病院かどうかも、一緒に確認しておいた方がいいですね。治療が長引きそうなら、医師に相談してスマホ診察に切り替えれたら、精神的にも肉体的にも、楽になります。

オンライン診療をしているスマホアプリのサイトでは、病院の検索、アプリの使い方、予約→診察→お会計やお薬の流れなどが掲載されています。

仕組みやオンライン診療実施病院など、詳しく調べてみてはいかがでしょうか。

→オンライン診療アプリ「CLINICS(クリニクス)」はこちら

→遠隔診療、健康相談の「ポケットドクター」はこちら

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ABOUTこの記事をかいた人

専門学校で3年間、医療事務の勉強。医療事務や診療情報管理士の資格を取得しました。就職先も、大きな総合病院から小さなクリニックまで、4か所で医療事務の仕事をしてきました。健康保険や高額療養費、入院費、外来費、DPCの計算、医療費は難しい。なので現在は、専門学校で勉強してきたことと、元医療事務の経験を元に、困ってる患者さんへブログで医療費の情報を発信しています。