2026年の入院医療費は、以下4つについて、2記事にわけて解説しました。
- 病棟入院料
- マイナ保険証活用など病院電子化の料金
- 物価高騰の料金
- 医療従事者の賃上げ料金
それぞれについて、どういう料金か?、いくらなのか?など、詳しくご説明したのですが・・・患者さんやご家族としては、「それで、2026年の入院費はいくらになるんだろう?どのくらい値上げされるのかな。」と思われていますよね。
そこで、2026年、入院したら、お部屋代やベッド代だけで、どのくらいの入院費用がかかるのか。入院医療費をまとめました。
この記事では、すべて3割負担で表示しています。表には10割負担と3割負担を書いています。
2026年度、医療費が値上がりします。
一般病棟に入院で1日7,218円。医療費見直しで1,629円の値上げ。
| 10割負担 | 3割負担 | 病棟入院料 | 電子的加算 | 物価高騰の料金 | 賃上げ料金 | |
| 一般病棟 | 24,060円 | 7,218円 | 19,300円(5,790円) | 1,600円(480円) | 660円(198円) | 2,500円(750円) |
| ICU | 156,520円 | 46,956円 | 149,800円(44,940円) | 1,600円(480円) | 2,620円(786円) | 2,500円(750円) |
| HCU | 77,410円 | 23,223円 | 72,020円(21,606円) | 1,600円(480円) | 1,290円(387円) | 2,500円(750円) |
↑10割負担、3割負担の内訳は右側にあります。内訳はカッコ内が3割負担分です。※例:病棟入院料、19,300円(5,790円)→19,300円が10割負担、5,790円が3割負担。
お部屋代やベッド代など、入院医療費の土台となる入院料はこちらです。どの病棟、どんな病棟に入院するのか、で料金が大きく変わってきます。
この記事では、一般病棟(急性期病棟)、ICU、HCUで、病棟ごとの料金を、2026年度の医療費見直しで変わるところに絞ってまとめています。
入院の料金では、病棟ごとの入院料に、電子的加算、物価高騰の料金、賃上げ料金が追加料金がかかります。
このうち、病棟ごとの入院料や物価高騰の料金、賃上げ料金は、1日いくらの料金。電子的加算は、入院初日の1日だけの料金になります。
なので、一般病棟でいうと、5,790円(病棟入院料)+480円(電子的加算)+198円(物価高騰の料金)+750円(賃上げ料金)で、入院初日は7,218円です。
2026年3月までは、電子的加算や物価高騰の料金の料金がありませんでした。また、病棟入院料や医療従事者の賃上げ料金も値上げされています。
なので、726円(病棟入院料の値上げ)+480円(電子的加算の追加)+198円(物価高騰の料金の追加)+225円(賃上げ料金の値上げ)で、合計+1,629円が2026年4月(一部、6月)からの一般病棟の値上げ料金となります。
| 10割負担 | 3割負担 | 病棟入院料 | 電子的加算 | 物価高騰の料金 | 賃上げ料金 | |
| 一般病棟 | 22,460円 | 6,738円 | 19,300円(5,790円) | 0円 | 660円(198円) | 2,500円(750円) |
| ICU | 154,920円 | 46,476円 | 149,800円(44,940円) | 0円 | 2,620円(786円) | 2,500円(750円) |
| HCU | 75,810円 | 22,743円 | 72,020円(21,606円) | 0円 | 1,290円(387円) | 2,500円(750円) |
入院2日目以降は、電子的加算がなくなります。ほぼ同じ内容で、電子的加算を引いただけです。
一般病棟の入院料金は、1日6,738円になります。
ICUやHCUの料金について、検索して調べている患者さんやご家族の方がたくさんいらっしゃるようです。一般病棟と合わせて調べておきましたので、参考までにご確認ください。
入院中の食事代は、1食550円へ。1食+20円~+40円、患者さんの負担が増えます。
| 2026年3月まで 入院中の食事代 | 2026年4月から 入院中の食事代 | |
| 保険適用前 | 690円 | 730円 |
| 保険適用後 | 510円 | 550円 |
| 保険適用後 (住民税非課税世帯) | 240円(69歳以下の区分オ、70歳以上の区分Ⅱ) 110円(70歳以上の区分Ⅰ) | 270円(69歳以下の区分オ、70歳以上の区分Ⅱ) 130円(70歳以上の区分Ⅰ) |
入院している患者さんの食事代も、1食+40円、高くなります。
入院中の食事代にも実は健康保険が使われています。「現在、保険適用前で1食690円のところ、保険適用して1食510円になっている。」ということです。
(健康保険使って医療費が3割負担になるなら、食事代も3割負担にしてほしいですよね。3割負担だと207円です。現在は7.4割負担くらいです。)
510円の食事だと思っていたら、690円の食事だったんですね。(690円の食事なら、コンビニのおにぎりとサラダ、からあげ、このメニューの方がおいしく食べられる気がします。)
今回は、保険適用前と保険適用後、どちらも1食40円値上げされます。なので、値上げ分は丸ごと患者さんが負担することになります。(健康保険の負担はなし。)
住民税非課税世帯の患者さんは、1食20円~30円値上げされます。しかし、20円と30円の違いがまだわからない状態です。
「所得区分によって、1食20円~30円値上げ」ということなので、私は区分オと区分Ⅱの240円が270円へ、区分Ⅰの110円が130円になるのではないか?と予想しています。
69歳以下は、高額療養費・区分オ→270円(+30円)
70歳以上は、区分Ⅱ→270円(+30円)、区分Ⅰ→130円(+20円)
ただし、90日以上の長期入院の食事代もあります。90日以上の長期入院は据え置きなのか?1食+20円は90日以上の長期入院のことなのか?不明です。
一応、90日以上の長期入院も値上がりするつもりで考えていてください。詳細がわかったときに、驚いたりしなくて済みますので。
引き続き、調査を進めて、わかり次第また更新します。もうしばらくお待ちください。
病棟入院料、電子的加算、物価高騰の料金、賃上げ料金の詳細はこちら。
- 病棟の入院料金
- マイナ保険証での保険証確認などの料金(電子的加算)
- 物価高騰の料金
- 医療従事者の賃上げ料金
この記事では、2026年度(令和8年度)、入院するといくらかかるのか?をまとめました。
病棟ごとの入院料については、こちらの記事で詳しく解説しています。
→2026年度、入院費は1日+300円~+1,800円高くなります。はこちら
電子化加算、物価高騰の料金、医療従事者の賃上げ料金については、こちらの記事で詳しく解説しています。合わせてご参照ください。
→電子的加算、物価高騰と賃上げ料金、入院の追加料金は+1,521円の値上げ。はこちら
また、入院中の食事代については、こちらの記事に書いています。低所得者の食事代など、また不明瞭なところもありますが、わかっている範囲でまとめています。
→【医療費2026】病院に入院中の食事代がプラス40円。1食550円へ。はこちら
この記事に書いている料金は、病院に入院したら、ほぼ必ずかかる最低限の医療費です。実際に入院すると、病院によって、4人部屋の料金や緊急入院の料金、紹介入院の料金など、あれこれと追加になります。
さらに、血液検査や尿検査、カメラ(内視鏡)、心電図やエコー、レントゲンやCT、MRIなど、検査代や治療費用がかかってきます。
いままでと比べると、入院料金が1~2万円ほど、高くなることが予想されます。ですが、健康保険には、「ある一定の金額までのお支払いでいいですよ。」という高額療養費制度があります。
所得によって区分があり、患者さんの自己負担限度額が決まっています。1日、2日の入院でも、高額療養費の対象になることも十分ありますので、区分や限度額のご確認をしておきましょう。
この高額療養費も、2026年8月から限度額や仕組みが見直し予定です。新しい限度額など、詳しくはこちらにまとめています。私は医療費見直しよりも、この高額療養費見直しの方が怖いですね。
→高額療養費の変更。患者自己負担限度額が2回に分けて増加です。2026年8月から。はこちら
※この記事では、内容をわかりやすくするため、一部、名称を省略しています。
一般病棟は、「急性期病院A一般入院料」のこと。
電子的加算は、正式名称「電子的診療情報連携体制整備加算」のこと。
ICUは、正式名称「特定集中治療室管理料」のこと。
HCUは、正式名称「ハイケアユニット入院医療管理料」のこと。
です。
2026年度(令和8年度)の医療費、入院医療費まとめがお役に立てれば幸いです
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