「DPCの病院なのに入院料が違う。」、「病棟を移動したら入院医療費の計算が変わった。」という方にお答えします。
DPC病院でも対象外の病棟があります!
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DPCの病院に入院しても対象外の病棟があります。
- リハビリ病棟
- 亜急性期病棟
- 緩和ケア病棟(ホスピス)
- 精神病棟
- 結核病棟
- 療養病棟
病名で入院費の計算をするDPC。
病棟ひとつひとつで対象外があります。
1部屋、ベッド単位でなく1病棟単位です。
がん患者さんが積極的な治療はしないで痛みを和らげて生活する緩和ケア病棟。
リハビリを中心とした治療をする病棟や自宅に帰る準備をする亜急性期病棟。
精神病棟や結核病棟、療養病棟なども病棟専用の入院料で計算します。
緩和ケアなどの入院料にDPCバージョンはありません。
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特殊な病棟なのにDPCで計算することもあります。
- ICU病棟(集中治療室)
- HCU病棟(高度治療室)
- 救命病棟
- NICU病棟(こどもの集中治療室)
- 小児病棟
危険な状態の重症患者さんが入院するICU病棟。
HCUはICUほど重症じゃないけどちょっと経過に注意が必要な患者さんの病棟。
重度は一般病棟→HCU→ICUになります。
他にも救命病棟や小児科病棟も特別ですが専用入院料にDPCバージョンがあります。
なので「DPC+ICUのDPCバージョン」を1日の入院料として計算します。
移動したら入院料が変わるタイミング
- ICU→一般病棟へ
- 一般病棟→緩和ケア病棟へ
入院料は移動した日から変わります。
0:00~0:00の1日ごとで何時でも移動先の入院料になります。
0:05~でも23:59~でも同じで滞在時間は関係ありません。
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