記事内には広告が含まれます。

ほぼ全病院対象!物価高騰と賃上げ料金、外来最大+57円、入院最大+1,586円。

2026年度(令和8年度)の医療費見直しでは、物価高騰に対応するための料金と医療従事者の賃上げ料金が注目されています。

それもそのはず、外来受診にも、入院したときにも、それぞれにこの2つの追加料金がかかってきます。

初診のときには57円、再診のときには18円が、毎回発生します。保険適用されて57円や18円と聞くと、小さな金額ではありますが、通院回数が増えると100円、200円と大きな金額になっていきます。

入院した場合には、最低15円~最大1,586円にもなる計算です。※入院する病棟や病院によって異なります。

この記事では、「物価高騰の料金」と「職員の賃上げ料金」について、まとめていきます。初診料や再診料、入院料と同じように、ほぼ全病院でその都度かかる料金になるので、よくご確認ください。

この記事では、すべて3割負担で表示しています。表には10割負担と3割負担を書いています。

スポンサーリンク

物価高騰に対応するための料金、外来で+6円、入院で+12円~+786円。

2026年6月から
10割負担
3割負担2027年6月から
10割負担
3割負担
初診料
再診料
20円6円40円12円
入院料40円~2,620円12円~786円80円~5,240円24円~1,572円

まずはじめに、物価高騰に対応するための料金「物価対応料」です。(そのままですが。)

外来は、1回ごとに6円。初診料のときも、再診料のときも、その都度かかります。同じ日に同じ病院を2回受診したときも、その都度、6円ずつ発生します。

診療明細書には、「外来・在宅物価対応料」と表示されます。

入院は、入院する病棟(入院料)によって異なり、12円~786円まで幅が大きいです。

スポンサーリンク
2026年6月から
10割負担
3割負担2027年6月から
10割負担
3割負担
急性期病院A一般入院料660円198円1,320円396円
急性期一般入院料1580円174円1,160円348円
特別入院基本料(精神病棟)40円12円80円24円
特定集中治療室管理料1(7日以内の期間)2,620円786円5,240円1,572円
ハイケアユニット入院医療管理料11,290円387円2,580円774円

入院したときの物価高騰の料金は、12円~786円と、上下の差がありますので、もう少し詳しくご説明します。

たとえば、救急車で運ばれて入院したり、救急外来からそのまま入院するような、急性期病院、急性期病棟は少々高めです。

急性期病院、急性期病棟でいうと、急性期病院A一般入院料のとき198円、急性期一般入院料1のとき174円です。

参考までに、一番安い病棟と一番高い病棟を調べてみました。

一番低い病棟(入院料)で、特別入院基本料(精神病棟)のときが、12円。

一番高い病棟(入院料)で、特定集中治療室管理料1(7日以内の期間)のときが、786円。

でした。特定集中治療室管理料は、ICUのことです。似たような病棟で、HCU(ハイケアユニット)という病棟もあります。ICUは状態の変化に超注意が必要、HCUは状態が落ち着いてきたけどまだ注意が必要。というイメージです。

ちなみに、ハイケアユニット入院医療管理料1のときは、387円ですね。

急性期病院や急性期病棟は、200円くらい、ICUやHCUになると、786円、387円と、500円前後にもなります。救命処置には、やはり使う資材の量が違うのでしょうか。

入院のときの物価高騰料金は、1日ごとの料金です。

急性期病院に7日間入院すると、1,386円。

ICUにいたっては7日間の入院で、5,502円。

急性期病院に7日間入院で1,386円。1か月の入院になったら30日で5,940円。物価高騰の料金だけで6,000円になりますから、ダメージ大きいですよね。

しかも、ここまでの料金は2026年6月~2027年5月までのことです。

2027年6月からは、この料金を2倍になります。2倍って・・・

急性期病院に7日間入院すると、2,772円。

ICUにいたっては7日間の入院で、11,004円。

イメージしやすくするために計算してみたら、、、あぁ、めまいがしました。これは入院したら高額療養費が必須になりますね。

診療明細書には、「入院物価対応料」と表示されます。

入院したときの病棟、入院料については、受付やクラーク、ソーシャルワーカーなど、病院スタッフにお尋ねください。看護師さんに聞いても、事務に連絡が入るので、病院職員なら誰に聞いても大丈夫です。

スポンサーリンク

医療従事者の賃上げ料金、外来+12円~+120円、入院+3円~+750円。

2026年6月から
10割負担
3割負担2027年6月から
10割負担
3割負担
初診料170円51円340円102円
初診料(継続的に賃上げしている病院)400円
(170円+230円)
120円740円
(340円+400円)
222円
再診料40円12円80円24円
再診料(継続的に賃上げしている病院)100円
(40円+60円)
30円180円
(80円+100円)
54円
入院料10円~2,500円3円~750円10円~5,000円3円~1,500円

つぎに、医療従事者の賃上げ料金「ベースアップ評価料」です。

賃上げ料金については、いままで(2026年3月まで)も、「外来・在宅ベースアップ評価料」や「入院ベースアップ評価料」として、料金がありました。この料金が2026年度(令和8年度)の医療費見直しで、値上げされました。

外来は、初診のとき、1回18円→51円(33円値上げ)、再診のとき、1回6円→12円(6円値上げ)、になります。

また、いままでもベースアップ評価料はありました。過去の賃上げ実績をみて、継続的に賃上げをしている病院は、初診でプラス69円、再診でプラス18円、さらに高くなります。

病院によっては、いままでベースアップ評価料が初診時18円、再診時6円だったのが、今後は初診時120円(51円+69円)、再診時30円(12円+18円)になることもあります。

同じ病院でも初診で102円、再診で24円の値上げは、1回あたりは少額でも、かなり大きなダメージですよね。

外来は1回ごとなので、受診するたびに、初診料にプラス51円(継続的に賃上げしている病院は120円)、再診料にプラス12円(継続的に賃上げしている病院は30円)の繰り返し・・・です。

そしてこの賃上げ料金も、1年後、2027年6月からは2倍になります。そして同じように継続的に賃上げをしている病院は、初診でプラス120円、再診でプラス30円、ともっともっと賃上げ料金が高くなります。

入院については、賃金改善率や入院患者数などによって、料金が決まります。これまで(2026年3月まで)は区分が1~165まであり、3円~495円でした。

それが今回、2026年度(令和8年度)の医療費見直しで、165→250に区分が増えます。2027年度には500区分にまた倍増します。入院の賃上げ料金についても、1年後、実質2倍になったことと同じですね。

2026年6月以降は、3円~750円。

2027年6月以降は、3円~1,500円。

入院は、賃上げ料金も1日ずつの料金なので、10日間の入院で最大7,500円。1年後には、同じ10日間の入院で、最大15,000円です。目玉が飛び出る金額ですよね。

賃上げ改善率や入院患者数など、病院によって区分が何になるのか、患者さんはわかりません。入院の賃上げ料金(ベースアップ評価料)は、1日750円、1年後は1日1,500円と最大で考えて、このくらいの金額になることを覚悟しておきましょう。

スポンサーリンク

まとめ

物価高騰の料金
10割負担
物価高騰の料金
3割負担
賃上げ料金
10割負担
賃上げ料金
3割負担
合計
3割負担
値上がり金額
初診料20円6円170円~400円51円~120円57円~126円39円~108円
再診料20円6円40円~100円12円~30円18円~36円12円~30円
入院料40円~2,620円12円~786円10円~2,500円3円~750円15円~1,536円12円~255円

になります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です