高額療養費の回数。数え方は今月から遡って過去1年以内に何回使ったか。

「高額療養費って1回目、2回目・・・。っていう回数の数え方がわかんない。」、「高額療養費の過去1年間は12月までか来年3月までどっち?」という方へ解説します。

「12か月前から数えて高額療養費制度を何度利用したのか?」です。過去1年間は12か月のことで、年末や年度末は関係ありません。

1回目、2回目、3回目・・・。高額療養費の回数と、数え方をお教えします。4回目からは限度額が約半額になります。

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高額療養費は診療月を含めて過去1年以内に使ったかどうか。

高額療養費は過去1年間で3回、制度を使っていたら4回目からは約半額にする、という決まりです。

過去1年間は高額療養費制度で安くしたい診療月を含めて、12か月以内のこと。

「高額療養費制度でいう、1年間や12か月以内がよくわからない。」という方のために図解にしました。以下でご説明しますので、ご覧ください。

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2015年6月分なら2014年7月から高額療養費制度の利用回数を数える。

高額療養費の回数の数え方1~3回目

図でいう黄色い線が高額療養費の限度額ライン。

例えば、毎月病院にかかってて医療費を支払ってるとする。今回6月は80,100円越えて、高額療養費制度の対象になった。

だったら、6月の医療費を高額療養費で安くしたいので去年の7月から考えます。2015年6月分なら「2014年7月~2015年6月」で何度、高額療養費制度を使ったのか?です。

上の図だ前年7月から黄色い線を越えた月はありません。なので、今年6月分は1回目、という数え方になります。

 

もしも、過去12か月以内に高額療養費を使っていたら4回目から約半額になる。

高額療養費の回数の数え方4回以降多数回

6月分なら前年7月から数えて、3回黄色い線を越えていたら、4回目からは約半額になります。

図でいうと、昨年7月、8月、9月は黄色い線を越えていますので、オレンジの線から上の6月分は4回目です。4回目は多数回といい、何度も高額療養費制度を利用していることを意味します。

多数該当のときは黄色い線(1回~3回の限度額)まで、高額な医療費になってなくても大丈夫です。4回目以降の金額以上なら安くなります。

また、「高額療養費で約半額になる「多数該当」は4回目も含まれるのか?」よくある聞かれますが、4回目から安くなります。

 

1年は12か月。過去12か月以内には昨年の同月は入らない。

1年以内、12か月以内で数えるとき「去年高額療養費を使って安くした。」という患者さんが多いです。

今年6月の医療費に対して高額療養費を使うなら、前年7月から数えるので6月は対象外です。

2015年6月なら「2014年7月~2015年6月」の12か月。

2015年7月なら2014年8月~2015年7月の12か月。

1か月ずつずれていくだけで、毎月同じことです。勘違いされがちなことなのですが、前年同月を含めたら13か月になります。

過去12か月以内で前年同月は対象外です。

 

過去1年間は「1月~12月」や「4月~翌年3月」の決まりがない。

「高額療養費の過去1年ってことは去年の1月~12月のこと?」、「年度で回数がリセットされることもあるの?」とよく質問されます。

「年末12月まで」、「年度末3月まで」、ということは、一切関係ありません。

「今度入院するんだけど12月と1月どっちいいの?」、「今度手術するんだけど3月と4月どっちがいいの?」と、年末、年度末になるとお問い合わせを頂きますが、どちらでも変わりません。

高額療養費に関していえば、12月や1月、3月と4月など、切り替わる時期はないのでいつでも同じです。年末や年度末は気にしなくて大丈夫なので、安心してください。

高額療養費の回数について、数え方や多数回など、別の記事でも解説しています。あなたの参考になれば幸いです。

限度額適用認定証を継続申請した時の数え方

高額療養費の多数回に該当しない場合

 

保険証や健康保険などについての記事は他にもあります。参考にご覧ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

専門学校で3年間、医療事務の勉強。医療事務や診療情報管理士の資格を取得しました。就職先も、大きな総合病院から小さなクリニックまで、4か所で医療事務の仕事をしてきました。健康保険や高額療養費、入院費、外来費、DPCの計算、医療費は難しい。なので現在は、専門学校で勉強してきたことと、元医療事務の経験を元に、困ってる患者さんへブログで医療費の情報を発信しています。