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【医療費改定2016】初診料・再診料は同じ料金。大病院は特定療養費有。

平成28年度診療報酬改定特定療養費大病院5000円1

平成28年度(2016年4月1日以降)は、病院医療費が改定になる年です。

「平成28年度の診療報酬改定で診察代は変わるのか?」、「初診料や再診料は4月から値上がりするんだろうか?」、と心配されている患者さんのために、診察料についてを調べてきました。

初診料と再診料、病院の診察料金は、いままで通りです。500床以上の大病院を受診するときは、自費で、1,500円~5,000円がかかるようになります。

今回は、2016年4月1日からの、初診料、再診料と特定療養費がいくらなのか?を、詳しく解説していきます。

→【最新】病院の診察料2019。初診料と再診料を3割負担で計算しました。はこちら

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初診料282点と再診料72点は2016年4月以降も変更なし。

今年は病院の医療費が見直される年で、4月からの診察料金を気にされている方も多いです。

病院を受診するときに、初診料か、再診料が最低限かかります。『診察料』は変わるのか?値上げならいくらになるのか?調べたところ、初診料も再診料も2月10日の最終段階では、特に変わりません。

  • 初診料、282点
  • 再診料、72点
  • 外来診療料、73点(再診料)

と、2016年3月と同じ値段(点数)になります。外来診療料は、入院ベッド数が200床以上ある病院(総合病院など)に、再診で外来受診したときの料金のことです。

初診料と再診料については、こちらの記事でもご説明しています。合わせてご覧ください。

→【最新】病院の診察料2019。初診料と再診料を3割負担で計算しました。はこちら

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200床以上の病院は自費の初診時特定療養費がかかります。

入院ベッド数が200床以上の病院では、初診のときに「特定療養費」という、健康保険対象外の料金が発生します。

診療所などで診察して、精密検査や手術などの治療が必要な場合は、大きい病院に行くように順序付けられている制度です。これも地域医療の一環になります。

病院から請求される条件は、紹介状を持っていなかったり、救急の患者さんでもない場合です。

入院ベッド数など不明な場合は、行く前に電話して聞いたり、病院の公式サイトで調べてみた方が無難です。それか、入院がない外来診療だけの病院・クリニックに行くと、初診料だけになります。

初診時特定療養費について、詳しくは別の記事に書いていますので、参考までにご覧ください。

→保険適用外の料金『初診時特定療養費』について詳細はこちら

 

500床以上の病院は保険適用外で5,000円がかかります。

平成28年度診療報酬改定特定療養費大病院5000円1
出典元:厚生労働省

今年3月までは、特定療養費の対象が「200床以上の病院」で、一括りにされていました。

ですが、2016年4月からは、500床以上の大きい病院には、新しい料金ができます。

特定療養費(選定療養費)という、料金そのものは同じです。

200床以上の病院でいう、初診時特定療養費と同じ条件で、紹介状を持たずに大病院を受診した患者さんです。200床以上と500床以上の違いは、初診に限らず再診の場合にも自費がかかります。

入院ベッド数が500床以上の病院で、大学病院や総合病院などが対象です。内科や外科など医科の初診で5,000円、再診で2,500円。歯科の初診で3,000円、再診で1,500円です。

500床以上の大病院でかかる、特定療養費(5,000円など)については、別ページで解説しています。詳しい条件など確認しておくと、余計なお金を支払わなくてよくなります。

→【H28診療報酬改定】紹介状なしの大病院を受診時5,000円定額負担。はこちら

 

【最新】2019年の病院診察代はこちらです。わかりやすいように、初診料と再診料を3割負担で計算してあります。

→【最新】病院の診察料2019。初診料と再診料を3割負担で計算しました。はこちら

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