「大きい総合病院でDPC包括制度って入院請求書をだしてるってみたんだけどなんなのかなぁ?」
「DPCで医療費を計算する病院に入院してるんだけど一体なんなの!?」っていう方へ。
『DPC』という病名で入院料が決まる医療費の計算方法をお教えします。
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DPCは主病名で1日の入院料が決まります。
- 「A病院は1日1,000点」
- 「B病院は1日1,500点」
と通常入院したら病院ごとに条件に合った料金が設定されています。
大学病院や総合病院で見かけるDPC包括制度は主病名が何かによって1日○点という料金が変わります。
病名によって2,000点や3,000点のときもあります。
「入院した一番メインの病気」に対する病名なんです!
また入院期間によって料金は減ります。
1日目~7日目→2,000点
8日目~14日目→1,500点
15日目~28日目→1,000点
通常とは違うポイントのひとつです。
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DPCの病院に入院したらお金がかからない!?
一般的な病院で計算する積み重ね式は検査やレントゲン、点滴もすべて入院費に反映されます。
DPC包括制度の場合は簡単な検査やレントゲン、点滴、飲み薬まで入院料に含まれます。
つまり、「お金がかからない!」ということです。
DPCに含まれること
- 基本入院料
- 検査
- レントゲン
- 飲み薬や塗り薬
- 点滴・注射
- 処置
ざっくりとしたジャンルですがこれらは入院料に含まれます。
DPCに含まれないこと
- 基本入院料に対する加算
- 手術・麻酔
- 輸血
- 放射線治療
- 退院するときの薬
- 一部の処置(人工透析やカウンターショックなど1,000点以上という決まりがあります。)
- リハビリテーション
- 胃カメラ、大腸カメラ
- 心臓カテーテル検査
- 精神科治療
などがDPC入院料に含まれません。
含まれるものを1日に何回やっても同じ値段!?
血液検査や尿検査は含まれますしCTやMRIもお金はかかりません。
なので、上の図では2日おきに検査とレントゲンをしてますが仮に1日おき、3日おきにしても同じ値段で入院料は変わりません。
一定の期間が過ぎたらDPC入院料は減っていきます。
でも含まれるもの、含まれないものは変わりませんので心配ないです。
「入院中はに違う病気になったら別料金になっちゃうのかな?」という方はこちらに書きました。
→DPCの病院に入院中は他の診療科の診察もお金がかからない!?はこちら
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