「医療費の3割支払いを健康保険なしだったらいくら?」、「3割負担で計算された金額を自費にしたら何円になる?」という方にお教えします。
支払った3割負担の医療費を自費にする簡単な計算方法があります。
3割負担を健康保険なしの料金にするには?
「保険証出してるから医療費は3割負担のはず。もし健康保険に入ってなかったらいくらなのかな?」という疑問を病院で会計のとき思うことがあります。
実際に窓口でもよくある質問です。
「自費で10割全額支払いのときいくらなのか?」「自分の医療費が何円かかってるのか?」をすぐにわかる簡単な方法があります。
領収証の合計点数に「0(ゼロ)」を1個つけるだけです。
医療費は1点10円なので単純に10倍すれば本来の料金がわかります。
円表示の場合は計算するまでもなく数字がそのまま医療費の総額になります。※画像の領収証が円表示です。
支払った医療費は本当に3割負担なのか確かめる方法。
医療費はスーパーやコンビニなど通常の買い物とは違い点数計算なのでよくわからないこともあり疑いをかけられます。
「3割負担なんだからこんなに高いはずがない。4割とか何か計算が間違ってるんじゃないか?」というお問い合わせをよく受けます。
画像は円表示で診療費の合計が6,080円。3割負担だと1,820円となってます。
6,080円の3割計算をするとき2通りあります。
- 1割の608円に×3をする。
- 総額6,080円に×0.3をする。
どちらも計算結果は1,824円になります。
医療費は最終的に四捨五入されるので4円は切り捨てられて1,820円になります。
医療費の1割負担や3割負担はどう計算したらいいの?
①100円 | ②100円 | ③100円 | ④100円 | ⑤100円 | ⑥100円 | ⑦100円 | ⑧100円 | ⑨100円 | ⑩100円 |
総額や10割、自費など医療費は複雑で難しい印象を持たれてます。
更に健康保険などを利用することで安くなりますが負担割合などの単語でまたごちゃごちゃになりがちです。
例えば医療費が1,000円だったとします。
「10割」というのは10個にわけて100円にしたこと。
1,000円札を100円玉10枚に両替した感じです。
100円玉10枚から1割負担は100円玉1枚3割負担は100円玉3枚になります。
医療費も同じ考え方になります。
端数を四捨五入にしてるので3割負担から全額を計算することはできません。
そのかわり、病院の領収証には必ず合計が金額か点数で載ってます。
全額がわかるなら10で割って3をかければ3割負担になります。
合計点数だけだったらそのまま3をかけると3割負担になります。
慣れないと難しく感じるのも無理ないです。
ご不明な点があればお問い合わせからメールをください。