「入院中だから自宅に誰もいない。だから限度額適用認定証が届いても病院に出せない。」という患者さんなど、
住所とは別の場所に限度額適用認定証を送ってほしい場合、申請書の「送付希望先」に住所やお名前を記載します。
別の場所に限度額適用認定証を送ってもらえるのなら、旅行中の急な入院でも病院代は限度額までに抑えることができます。
この記事では、全国健康保険協会に加入している患者さんで、別の場所に限度額適用認定証を送ってもらう方法を解説しています。
入院中患者さんは、限度額適用認定証を病院に送ってもらえます。
全国健康保険協会に加入されている患者さんは、限度額適用認定証が発行されると、被保険者情報に書いた住所に郵送されます。
家族と同居していれば、家族が受け取り、家族に限度額適用認定証を病院まで持ってきてもらえるように頼めるでしょう。
しかし一人暮らしの入院中患者さんは、限度額適用認定証が自宅に届いても、郵便物を取りに行けないことが多いです。患者さんの状態によっては、外泊できる状況ではないこともあります。
なので入院している患者さんは、限度額適用認定証を発行したら病院宛てに送ってもらいます。
限度額適用認定申請書の「送付希望先」に住所やお名前を書きましょう。
全国健康保険協会に加入されている患者さんは、「健康保険 限度額適用認定 申請書」をご確認ください。
上から3つめに「送付希望先」という項目があります。
この送付希望先に、病院の住所や病院名を書くと、限度額適用認定証が病院に届きます。
限度額適用認定申請書で「送付希望先」の記載内容としては、住所、電話番号、名前(宛名)です。
被保険者情報で北海道の住所を書いてる。でも入院した病院は青森だった。という場合は、入院した青森の病院の住所や宛名に記入します。
病院の事務は、限度額適用認定証の区分が確認して、患者さんの医療費が高額にならないで済むのなら安心です。
患者さんは入院中で大変だとは思いますが、限度額適用認定証を手続きをお願いします。
ただし、限度額適用認定証も貴重品です。保険証と同じように大切なものなので、入院中の限度額適用認定証の保管には気を付けてくださいね。
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