「高額療養費で家族全員合わせて申請できるのかな?」という方へ。

「同じ健康保険に入ってるから、家族みんな合わせて高額療養費制度が使えればいいのに。」と思う方もいます。

条件を満たしてれば、家族の医療費を合わせて、高額療養費の限度額で計算できます。

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医療費を合わせて高額療養費の申請することを世帯合算といいます。

協会太郎240x240

たとえば、協会太郎が突発性難聴で通院してました。

外来費が25,000円、薬局で薬代が5,000円。

1か月で30,000円になりました。

 

協会花子240x240

協会花子は同じ月に糖尿病で入院してました。

入院費は1か月90,000円でした。

 

協会太郎さんと協会花子さん、二人分の医療費を足すと、120,000円になります。

高額療養費を使うと、区分ウの一般世帯なら、81,430円に医療費を抑えられます。

120,000円→81,430円!!

高額療養費の申請をしたら、38,570円も返ってきます。

家族の医療費を高額療養費で、まとめて安くすることを、「世帯合算」といいます。

 

条件ってなにがあるの??ひとりいくらでもいいの?

世帯合算できる条件は同じ健康保険に加入してることです。

全国健康保険協会協会けんぽ保険証例本人(被保険者) 全国健康保険協会協会けんぽ保険証例家族(被扶養者)

家族の医療費を合わせて高額療養費の申請をする条件は、同じ健康保険に入ってること。

住所は違っても大丈夫ですが、『保険証の上にある記号と番号が同じ』ことがポイントです。

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金額は1,000円とかでもいいの?いくらでも大丈夫?

医療費にも条件があります。

81,000円など限度額を越えてる方が、一人いれば、二人目からは21,000円以上で良いです。

 

たとえば、上の協会太郎・花子夫妻が、一般課税世帯の区分ウなら、80,100円が限度額となります。

→高額療養費の5つの区分についてはこちら

 

協会太郎さんは、1か月30,000円。協会花子は、1か月90,000円。

↑協会太郎さんと、協会花子さんの場合だと、花子さんが80,100円越えてるので、太郎さんは21,000円以上になっていれば、合わせて高額療養費の申請ができる、ということです。

 

一般課税世帯の区分ウじゃなきゃダメなの?

区分 1回目~3回目の限度額 4回目、多数回の限度額
252,600円+(総医療費-842,000円)×1% 140,100円
167,400円+(総医療費-558,000円)×1% 93,000円
80,100円+(総医療費-267,000円)×1% 44,400円
57,600円 44,400円
35,400円  24,600円

※社会保険と国民健康保険で区分の分け方が少し違います。

→高額療養費の区分は社会保険は世帯主の月収で国民健康保険は世帯の年収で決まるはこちら

区分はア~オまで5段階になっています。どの区分でも限度額を越えていれば世帯合算できます。

区分ア~オは最低額が設定されていて、『+(総医療費-○○円)×1%』があります。

ですが、「家族の医療費を合わせて高額療養費を利用できるかな?」というときは、気にしなくて大丈夫です。

 

加入されている健康保険が全国健康保険協会なら、ネットで申請書をダウンロードできます。あとは、記入して送るだけで高額分が戻ってきます。

→全国健康保険協会「高額療養費支給申請書」のダウンロードはこちら

→全国健康保険協会「高額療養費支給申請書」の書き方はこちら

 

保険証や健康保険などについての記事は他にもあります。参考にご覧ください。

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2 件のコメント

  • こんにちは!
    とってもわかりやすかったです!
    今まで「高額療養費」の疑問で、協会けんぽのHPを読んでも、
    理解できなかったことが全部わかりました!
    (家族の合算のこととか、多数該当のことなど・・・)
    ありがとうございます。(^O^)

    • こんにちは!
      コメントありがとうございます。
      わからないことが解決できてよかったです!
      医療費のことで何か不明なことがあれば
      お問い合わせください^^
      しづくさんの疑問にお答えします!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    専門学校で3年間、医療事務の勉強。医療事務や診療情報管理士の資格を取得しました。就職先も、大きな総合病院から小さなクリニックまで、4か所で医療事務の仕事をしてきました。健康保険や高額療養費、入院費、外来費、DPCの計算、医療費は難しい。なので現在は、専門学校で勉強してきたことと、元医療事務の経験を元に、困ってる患者さんへブログで医療費の情報を発信しています。