健康保険の適用外は高額療養費も対象外。病衣代、診断書代など自費分。

医療費健康保険高額療養費入院中食事代病院区分オ460円1

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高額療養費には、限度額の対象外になる項目があります。

  • 病衣、テレビ、冷蔵庫、診断書、予防接種など「自費分」
  • 10割負担の医療費
  • 食事代(高額療養費の区分ア、区分イ、区分ウ、区分エまで)

など、健康保険の適用外は、高額療養費も対象外になります。ただし、入院中の食事代は、区分オの患者さんは、高額療養費の対象です。

この記事では、10割負担、自費診療は、高額療養費の対象外です。健康保険を使えない治療は、高額療養費を適用できない。ということを書いています。

後半は高額療養費の区分オの患者さんは、1食460円→210円(160円)になることを書いています。

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高額療養費は健康保険が対象。自費は安くならない。

高額療養費制度は、健康保険で3割負担にできる部分が対象になります。

保険の対象とは、初診料や再診料などの診察料、検査、手術、入院料などのことです。お薬の処方せんや、点滴など注射、レントゲンなども、健康保険で10割を3割負担にできます。

保険の対象外とは、食事代、病衣代、テレビ・冷蔵庫代、診断書費用、インフルエンザ予防接種代などのことです。自費といって10割負担でのお支払いとなります。また、歯医者では保険適用外の治療が多くあります。

いくら高額になっても、「健康保険を使って3割負担にできないものは、高額療養費制度も使えない。」と考えて大丈夫です。

健康保険対象外は高額療養費で安くできないので、80,100円が限度額でも、自費分も合わせると合計金額が90,000円を超えることもあります。

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住民税非課税世帯、低所得者は、食事代も高額療養費の対象になります。

医療費健康保険高額療養費入院中食事代病院区分オ460円1

食事代も所得が少ない住民税非課税世帯なら、高額療養費の対象になります。通常は1食640円のところ、健康保険を使って「1食460円」で計算されています。

高額療養費制度は、区分ア~オまで5段階に分かれています。国保や社保も、区分は変わりません。国保は世帯全員の所得、社保は世帯主だけの所得で、高額療養費の区分が決まります。限度額適用認定証や還付手続き、委任払いなど、どの方法も同じです。

区分ア、区分イ、区分ウ、区分エだったら、一般的な所得か高収入とみなされます。なので、診察や、検査、レントゲン、お薬、点滴、入院費用などの部分は、限度額までで医療費が低くなります。ですが、食事代は高額療養費の対象外になります。

区分オの方は、住民税非課税世帯。「収入が少ないので、健康保険も食事代を少し負担します。」という低所得者向けの料金になっています。

一般世帯や上位所得者は460円でしたが、住民税非課税世帯の方は「1食210円」になります。通常の食事代は640円。→健康保険で460円へ。→高額療養費で210円へ。と減額されるのです。

更に、区分オで3か月(90日)以上入院したら、91日目からは「1食160円」になります。「長期の入院になり、医療費のお支払いが大変なので、4か月目からはもっとお安くします。」、というものです。

1食160円にするためには、再度、限度額適用認定証など高額療養費の申請が必要となります。

 

判断基準は限度額適用認定証の「長期入院欄」が91日以上になっていること。

全国健康保険協会協会けんぽ限度額適用認定申請書本人(被保険者)非課税書き方4

住民税非課税世帯で91日以上入院した場合、食事代を1食160円にするには、91日目以降にもう一度限度額適用認定証の申請をします。

↑加入している健康保険が全国健康保険協会なら、申請書の一番上にある項目、「申請を行った月以前 1年間の入院日数合計」が決め手となります。

健康保険は病院から請求書が届くので、どのくらい入院しているのかわかります。ですが、低所得者の長期入院など、限度額適用認定証の申請については自己申告となります。

何もしなければ100日や200日入院しても、ずっと1食210円です。新しい限度額適用認定証を申請することで、210円→160円になります。ぜひ一度、ご自身やご家族で、入院日数を計算したり確認してみてください。

「入院してそろそろ3か月だから、91日くらい入院してるかな?」、「来月で90日になるんじゃないかと思う。」と思ったら、健康保険に聞いてみましょう。問い合わせをすると、「長期入院に該当しますね。」と、次の手続きへと案内してくれます。

全国健康保険協会で、住民税非課税世帯の患者さんは、高額療養費の申請書の名前は、「健康保険 限度額適用・標準負担額減額認定 申請書(市区町村民税非課税などの低所得者用)」です。

保険証が「本人」か「家族」かで、書類の書き方が若干違います。高額療養費の申請書の書き方を、本人と家族で、それぞれご用意してありますので、こちらを参考にしてみてください。

→協会けんぽの限度額適用認定証。非課税世帯の本人で申請書の書き方。はこちら

→協会けんぽの限度額適用認定証。非課税世帯の家族で申請書の書き方。はこちら

 

別の健康保険に加入している患者さんは、保険証をもらった所にお尋ねください。

国民健康保険は、市役所、町役場など。また、建設国保や板金国保などは、会社の事務担当者さんや上司の方などです。

社会保険は、会社の人事課、総務課など。または、所属している部署の上司の方などです。

 

※還付手続きの場合は、医療費と一緒に払い戻ししてくれるので、何もすることはないです。心配ありません。

高額療養費制度は、限度額や区分、回数など、他にも複数記事にわけてあります。高額療養費関連は、こちらのページにまとめてありますので、参考にしてみてください。お役に立てれば嬉しいです。

→健康保険の「高額療養費制度」について詳細はこちら

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ABOUTこの記事をかいた人

専門学校で3年間、医療事務の勉強。医療事務や診療情報管理士の資格を取得しました。就職先も、大きな総合病院から小さなクリニックまで、4か所で医療事務の仕事をしてきました。健康保険や高額療養費、入院費、外来費、DPCの計算、医療費は難しい。なので現在は、専門学校で勉強してきたことと、元医療事務の経験を元に、困ってる患者さんへブログで医療費の情報を発信しています。